日本では楽天モバイルやLineモバイルなどがメジャーなMVNO(格安スマホ/格安SIM)ですが、アメリカではGoogleもMVNOサービスを提供しています。日本でSIMロックを解除したiPhone 6Sで設定しています。
Google Fiの特徴
Google Fiは複数のキャリアの電話を利用したMVNOというのが最大の特徴です。通常のMVNOは、ドコモならドコモのみ、ソフトバンクならソフトバンクのみのネットワークを利用しますが、Google FiはT-Mobile、Sprint、US Celllar、Threeといった4つのキャリアのネットワークを切り替えて使うため、カバレッジが広いということを売りにしています。
とは言っても、VerizonやAT&Tといった大きなキャリアのネットワークと比較すると、それらのキャリアのネットワークはそれほどでも無いので、繋がりやすさの体感としては、それほど良いものではありません。
またこの複数のネットワークの機能が利用できるという特徴は、Google Fi用に最適化されたAndroidデバイス(Pixelシリーズなど)に限られるため、そうではないAndroidデバイスや、iPhoneなどではこのメリットを享受できないので注意が必要です。
パッケージ
パッケージの中身はとてもシンプルで、簡単2ステップの説明書、iPhone用のMMS設定の説明書(後述)、SIMカード、SIMピンのみが入っています。SIMカードには設定に利用するシークレットコードが印字されているため、そこは黒塗りにしています。
設定手順
ステップ1 : SIMカード挿入
普通にSIMカードを切り離して挿入するだけです。
ステップ2 : 番号を設定
SIMカードにも記載のあるURL(fi.google.com/app)から設定用のアプリをダウンロードします。
下記の画像はアプリの設定画面です。この時点で既にGoogle Fiにアタッチしているのが分かると思いますが、アクティベートはまだ完了していません。
SIMのアクティベート
まず最初にカードに記載のあるシークレットコードを入力する必要があります。画面のUIと物理的なカードのレイアウトが一致しているので迷うことなく入力できますね。
番号の取得
次に番号を取得します。といってもここはボタンを押して待っているだけです。黒塗りにしていますが、ここには電話番号が記載されています。
その他の設定
最後にその他諸々な設定をします。iPhoneの場合はMMSを利用するためには追加の設定が必要になっているのです。この設定については、ペラ紙一枚の説明書も同封されています。
設定中で最も面倒だと思われるちょっと長いURLについては、Google Fiアプリからワンタップでコピーができるので、後は貼り付けるだけで利用できます。
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